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92歳、防犯ボランティアの「鉄人」全国表彰 見守り
活動30年
米田怜央
2023年10月20日 8時00
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の街角に、小学生の登下校
を見つめる防犯ボランティアの「鉄人」がい
る。青木一男さん(92)。30年にわたって地
域の子どもたちを事故や事件から守ってきた
ことが自慢だ。活動に賛同する仲間は16人に
増えた。
 青木さんは月曜日から金曜日まで毎日、日
高小学校区の街頭に立つ。紺色の上下の制服
姿。「防犯」の腕章を着ける。数年前に妻を
亡くし、別の学区に引っ越してからは、自転
車やバスを使って通う。
 ミシンメーカーやホテルなどに勤務し、
を迎えた。見守り活動を始めたのは
1993年。市の児童相談所で嘱託職員として働
いていたときに、女子中学生が路上で不審な
男に無理やり車に乗せられそうになっていた
現場に出くわした。怒鳴り声を上げて男を撃退し、中学生を守った。
 「子どもの安全を守らないといけない」。以来、小学生が登下校する時間帯に通学路を巡
回。事故に遭わないよう、交差点をわたる子どもに声をかけたり、通学路を走る車には一時
停止を呼びかけたりしてきた。
 なぜ、90歳を超えても元気で活動を続けられるのか。「規則正しい生活に限ります」と青
木さんは言う。毎朝、温かいお茶を飲んでから出かけ、午後9時には就寝する生活を続け
る。
 この30年、学区内で登下校中の子どもが巻き込まれる事故や事件はなかったという。「事
故をなくすために、私たちのような活動に一人でも多くの人が参加してほしい」。青木さん
がつくった刈谷地域安全パトロール隊には活動に賛同する住民16人が加わっている。
 長年の功績が認められ、青木さんは今年、
と全国防犯協会連合会から防犯栄誉金
章を授与された。18日、
刈谷署で受章を報告した。「中学生になった子どもたち
から『あれ、おじさんまだやっているの!』と言われることが何よりうれしい。健康な限り
努力していきます」と話した。
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